Precious9がA3 2014で優秀賞を頂きました!


というワケで行ってきました。ルクセンブルク大使館。時は2014年9月30日。



MyUUIDが個人・グループ賞を頂いたのが2012年のA3で今回は2年ぶりの応募でめでたく優秀賞。わいわい。




思い起こせば8月初旬のある昼下がり、某開発案件が少し落ち着きを見せ始めた中で id:hdk_embedded と雑談している時、ふと「あー、そういやA3の締め切り今月だねー。前回ルック&フィール賞じゃなくてアイドルと記念撮影できなかったのが心残りなんだよねー。今回そこら辺ねらって応募してみないー?」みたいな話が出て、なんだかんだで「うん、じゃあやりますかー」みたいな結論に。みたいな。きっかけはホントそんな感じの軽いノリでした。


で、ちょうど某緑のコミュニケーションアプリの乗っ取り騒動とかが報道を賑わしていて、「世の中にパスワード管理アプリみたいなの結構あるのに、なんでこんなに大勢の人がパスワード使い回してるんだろうね?そういうツールがあるって事を知らないのかな?」的な話の流れからザッとリサーチしてみたところ、本当に必要そうな人たちには多機能過ぎて難しそうなものばかりで「ああこの辺は今、空白地帯なんだなー "らくらく1Password"とか、技術力を見せたいプログラマとかはつまんないから絶対やらないだろうし狙い目でしょー」とか思ったあたりから正式に企画としてスタート。



それから実質2週間ほどで出来上がったのですが、自分達がダルいと思っていたような操作を可能な限り削るという設計方針が良かったのか、いざ作ってみると実際ホントに便利で、作った自分達が普通に常用するアプリが出来上がったので「同じ事を同じ時期に考えてる人がいない限りは、まぁ何かの賞にはひっかかるだろう」くらいの自信は正直ありました。


そして念願かなって特別審査員のアイドル、今野杏南さんと直接会える距離に!



とまぁ、ここまでで終わりであれば楽しい楽しい夏の思い出になったのですが、何を間違ったのか今回選ばれたのは優秀賞という事で、当日大賞を競う3チームの1つとしてプレゼンをせねばならぬという話になり事態は急転。やはり人前でこっぱずかしいプレゼンをするのはプライドが許しませんから、結構頑張って準備しました。3分間というかなりエクストリームなプレゼンテーションのため、べしゃりの補足がないと良く分からないスライドになってしまっているためすぐには公開しませんが、せっかく作ったので後日なんらかの形で皆さんにも見れるようにしたいな、と思っています。







で、終わってみての感想ですが、率直に言って今回の大賞の審査の中ではプレゼン自体にどれほどの重みがあったのかは分かりかねます。やってもやらなくても DriveModeさんが圧勝だったんじゃないかな、的な意味で。が、自分達のアプリが「どのような社会の問題に対処しようとしていて」「それがどれほど実用性があり」「どのようにユニークであるか?」を考える時間を作る事が出来たのは、自分達にとってはとても良い機会だったと思いました。


要するにね、応募した時点よりこのアプリに対して愛情が湧きました、という事です。「賞もろたー。賞金もろたー!アイドルに会って記念写真撮れたぜイエーイ!」で終わっててもそれなりには幸せだったと思うのですが、今回のスライドを作る機会がなかったら多分そこで終わってアプリの今後の事とかあんま考えなかったと思います。


今は、自分達が作ったものはちゃんと役に立つものだし、志も間違ってないし、世の中に広めて色々な人たちに使ってもらいたいな、と考えています(パスワードを使い回している人だけでなく、手帳に書いてる人とかも本当に多い!)。なので、アプリの宣伝とか普段の自分ならばダセーと思っちゃうような事も今回は出来る範囲で全部やってみようかな、と。


そういうわけで(?) Precious9、ダウンロードへのリンクはこちらです!今後とも、宜しくお願いいたします!!